こんにちは、ぜんです。
試験を受けた受験生の皆さま、本当にお疲れさまでした!
今回は令和3年度司法書士試験を受けてきたので、自己採点の点数報告とか試験当日の様子を書いてみます。
これを書いているのは、本試験の約1か月後の令和3年8月8日です。
まだ、正式な基準点も発表されていませんので、的外れなことも書いているかもしれませんが、ご了承ください。(汗)
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1、本試験の自己採点の結果
司法書士試験は以下の構成でできています。
・午前の部(制限時間2時間)択一式 35問
・午後の部(制限時間3時間)択一式 35問 + 記述式 2問
今回の試験の自己採点の結果(択一式のみ)は、午前29問 午後26問 でした。
午後の問題は本当に難しかったですね。試験終わったとき、「絶対、足切りだな、、」って思ってました。
家に帰ってしばらくは自己採点するのも嫌で、ゲームしたり、サウナいったりおいしいもの食べて、グダグダしてました。
結局、自己採点したのは1週間後くらいだったと思います。
午前はもうちょいとれてたんじゃないかなって思ってましたが、午後は想像よりとれていてうれしかったです。
問題は記述式です。
不登法の枠ズレはありませんでしたが、細かいミスはたくさんしてると思います。
不登法のミスした場所
・登記の目的の書き方
・分割譲渡が書ききれなくて、枠外に書いてしまったこと
・根抵当権の縮減的変更で、権利者と義務者を逆に書いてしまったこと
・利益相反についての記述
試験中は時間がなくてあせっていたので、他にもまだまだミスはあると思います。
商登法はある程度書けました。時間は少なかったんですが、難易度的には簡単な問題だったと思います。
商登法のミスした場所
・新株予約権の登記事項
・文字が汚すぎて判別できない可能性
今は、ここら辺が心配していることです。
僕の文字は、人間がギリギリ文字として判別できるラインだと思うので、採点してくれるか本当にドキドキしています。(汗)
これから試験当日の様子を書いていきます。興味のある方はご覧になってください。
2、本試験当日
2-1、本試験当日の朝
僕は普段、朝4時半に起きて勉強しているので、この日も4時半に起きました。寝る時間も毎日同じなので、睡眠時間もバッチリです。
いつもなら朝は勉強するのですが、この日は出発30分前まで勉強はしませんでした。「人間の一日の決断力には限りがある」と、とある本に書いてあったので、あまり頭を使いたくなかったからです。
この日は音楽を聞いたり、散歩をしたりとリラックスして過ごしていました。
朝ご飯を食べて、出発30分前から去年の過去問を解いていました。知識の確認というよりは、問題を解くことに頭を慣れさせる意味です。
ここまで、たくさんの時間をかけて知識を積み重ねてきました。だから試験当日は知識の確認などせず、今までの自分を最大限発揮することにフォーカスするべきだと、僕は思うのです。
出発するときに、兄から激励の電話をもらって、試験会場に向かいました。
(これでだいぶリラックスできました。ありがとう、兄ちゃん!)
2-2、試験中考えてたこと(午前の部)
僕が受けた試験会場は、東京の日大経済学部3号館です。
隣接した1号館と3号館で試験を実施していて、どちらも受験生の長蛇の列ができています。
どこからが1号館の並びで、どこからが3号館の並びか少しわかりづらかったです。実際、僕の2つ前に並んでいた女性が列を間違えていて、案内係の方に聞いていました。
これから受験する方は、時間にゆとりを持って会場に行くことをおススメします。
会場はクーラーがききすぎていて、めちゃくちゃ寒かったです。
予備校の受験前の案内で、「必ず上着を持って行ってください」と言われていたので、パーカーを持って行って正解でした。
山村先生、ありがとうございます!(僕は伊藤塾の山村先生の通信クラスです)
午前の部は以下の構成です。
・憲法(択一式)→ 1~3問目
・民法(択一式)→ 4~23問目
・刑法(択一式)→ 24~26問目
・商法・会社法(択一式)→27~35問目
午前の部は、刑法までは簡単でした。
「おー、いけるいける。余裕でうかるんじゃね?」とか思ってました。
バカですね、完全に調子に乗ってます(笑)
商法・会社法で急に難しくなって、「あれ、やばいかも、、」って焦り始めました。
午前が終わって、「まぁ、午後の部で取り返せばいけるっしょー!」とかこの時の僕は考えていました。
この後、彼は地獄を見ることになります。
2-3、お昼休憩
僕は、お昼の時間をこんな感じで過ごしました。
1、午前の部、終了と同時に食事
食べたもの
・バナナ
・サラダ
・サラダチキン
2、食べ終わったら10分くらい外を散歩
3、戻ってきたらギリギリまで昼寝
4、ラスト5分は去年の過去問を解く
食事に関しては、人それぞれあると思いますが、食べすぎは絶対によくないです。
僕は、サラダ、サラダチキン、バナナを出発の時にコンビニで買っておいて、食べました。
また、脳の疲労は、外を散歩すること、昼寝をすることでかなり取れますので、この過ごし方はおススメです。
人によって合う合わないはあると思います。次に受験される方は、模試の時にお昼の過ごし方を色々試してみてください。
2-4、試験中考えてたこと(午後の部)
いよいよ、午後の部が始まります。
僕は午後の問題を解く順番がちょっと特殊で、こんな感じで解いてます
1、マイナー科目(民事訴訟法 民事執行法 民事保全法 供託法 司法書士法)(択一)→ 1~11問目
2、不登法(択一)→ 12~27問目
3、不登法(記述式)
4、商登法(択一)→ 28~35問目
5、商登法(記述式)
色々試してみたのですが、僕の頭だと、これが一番スムーズに問題を解いていけました。なので、この日もいつも通りこの順番で解きました。
司法書士試験を受験されてる方はご存じだとは思いますが、午後の部は本当に時間がギリギリです。それでも、直近の模試の午後の部が割と点数をとれていたため、僕はそんなに心配していませんでした。
ついに試験官の方から、試験開始の合図が告げられます。
ここでまず出鼻をくじかれました。民事訴訟法の問題が半分くらいわからなかったのです。
まじで焦りました。
「よっしゃ!午前の分取り返すぜ!」って気持ちが開始5分で消え失せました。
それでもここで時間をかけるわけにはまいりません。
「んー、たぶんこれだろ」の精神で、午後の部のマイナー科目を乗り切りました。
お次は不登法(択一)です。
不登法択一はかなり難しかったです。論点自体はそんなに難しくはなかったのですが、問題が長文だったりと、クセがあって解きづらかった印象です。
この時点で、試験終了まで2時間10分、残りは商登法(択一)8問、記述式が2問。
僕にしては悪くないペースだったので、「よし、まだまだイケる!」って思ってました。
続いて不登法(記述式)に取り掛かります。
ここからが地獄の始まりでした。
今回の問題は僕の実力だとめちゃくちゃ難しかったです。問題をひたすら検討して、解答用紙を書き始めたのが55分後くらいでした。
そこから全力で書き、30分で解答を仕上げました。
最後の利益相反の記述など、1行くらいしか書いてなくて、絶対点数も取れてないとは思います。字もめちゃくちゃ汚くて、判別してもらえるか不安です、、、
時計を見たら、試験終了まで45分。
残りは、商登法(択一)8問と商登法(記述式)1問。
、
、、
、、、
、、、、
「終わるわけねぇだろwww」
って絶望したのを覚えています。
それでもここで、生まれてから一度も見せたことのない集中力を発揮して、10分で商登法(択一)8問を終わらせました。
試験終了まで35分、商登法(記述式)1問。
問題を検討し、自分の直感で判断したことを全て正解として、細かい確認をせず、答案構成を書いていきます。
それでも、今回の問題はそこまで難易度は高くなく、問題文の量も多くなかったため、35分で解答用紙まで全て書き終わることができました。
後半の択一などは、ほぼ直感で答えを出していったので、試験終了時には、「今回は足切りだろうな、、、」って気持ちでした。
最後に
こんな感じで、僕の令和3年の司法書士本試験は終わりました。
終わってほっとしたらお腹がすいてきました。
絶望と安心の間をさまよいながらオムライスを食べて帰ったのを覚えています。
オムライスは大変おいしゅうございました。
今は、基準点発表前で、ワクワクの気持ちと不安な気持ちに襲われながら、日々を過ごしております。受かるかどうかはわかりませんが、結果が出たらまたご報告させていただきたい、と考えています。
つたない文章ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
何か一つでも、これから受験される方の参考になれば幸いです。では、また!
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